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あけましておめでとうございます。今年も安全で美味しいお給食を作れるように頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

年末年始と楽しいお休みが続きますが早寝早起きと食事のバランスを心がけ、風邪をひかない身体作りをしていきましょう。

胃腸にやさしい七草がゆ

1月7日は人日(じんじつ)の節句といって七草がゆを食べる習わしがあります。春の七草であるセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(かぶ)・スズシロ(大根)を用いて、塩で味つけをします。温かいおかゆを食べて1年の無病息災を願いましょう。

5つの味を知っていますか?

味を感じる感覚である味覚の基本は5つの味で構成されています。そのうち「甘味」「塩味」「うま味」は栄養の摂取のために、「酸味」や「苦味」は腐敗や毒物に注意するために必要なものといわれています。いろいろな食べものや料理の味を確かめてみましょう。

伝統食の朝ごはん

みそ汁

みそは大豆を米や麦などの麹で発酵させた食品です。そのみそを用いたみそ汁は1日のスタートに必要な水分や栄養分を補ってくれる上、体を温める作用があるので冬の朝にぴったりです。前日のうちに下ごしらえや調理をしておくと、手早く準備できるでしょう。

五平餅

保育園で提供しているおやつです。甘味噌が食欲をそそり、残さずペロリと食べてくれます。

甘いお菓子も好評ですが、ご飯を使った昔ながらのあまじょっぱいおやつも人気です。

五平餅 約4個分

・白ご飯…200g

・白ごま…大さじ1

・砂糖…大さじ2

・味噌…大さじ2弱

・水…大さじ2

・サラダ油…少々

①白いご飯を温かいうちにすり潰します

②米の粒がなくなってきたら手に少量の水をつけ俵型や円形に成形します

③フライパンにサラダ油少々をぬり、②を色づくまで焼きます

④小鍋に味噌、砂糖、白ごま、水をあわせて焦がさないよう加熱します

⑤甘味噌にとろみがついたら火を止めます

⑥焼き上げた五平餅に味噌をのせ完成です