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風も少しずつ冷たくなり冬の足音が聞こえてきました。実りの秋も終わりとなりますが、園の収穫では大根やさつまいもなど採れたての美味しい秋をいただくことが出来ました。

寒さが厳しくなると空気が乾燥し、免疫力が低下するもとになるので根菜やビタミン豊富な果物をメニューに取り入れていきたいと思います。引き続きご家庭でも手洗い・うがいの声かけをお願いいたします。

勤労感謝の日のいわれ

11月23日の勤労感謝の日の元になっているのは新嘗祭(にいなめさい)という行事で、今でも宮中や各地の神社でおこなわれています。「新嘗」はその年に収穫されたお米を神さまに奉り、恵みに感謝し口にすることです。食をはじめとした生産者の勤労に感謝し、旬の恵みをいただきましょう。

1124日は「和食の日」です

「和食の日」は和食文化の保護や継承の大切さを考え、日本の食文化を見直す日となっています。ごはんにみそ汁、主菜・副菜のおかずという和食は、栄養バランスが整っています。新米や旬の食材を使った料理を食卓に並べ、そのおいしさを子どもたちに伝えられるといいですね。

旬の食材 サバ

国産のサバで一般に流通しているのはマサバとゴマサバですが、晩秋から冬にかけて旬を迎えるのがマサバです。脂ののったサバには、様々な健康効果で知られるEPAやDHAが豊富に含まれています。みそ煮やトマト煮にすると子どもも食べやすくなります。

サバ缶de唐揚げ

缶詰でいつでも魚の唐揚げを楽しめます。缶詰なので骨の心配も無用です。日持ちもし、カルシウムも生のサバより摂れるのでご家庭で数缶ストックしておくこともおススメします。

材料(2人分)

・サバ缶大…1缶

・長葱…2cmほど

・片栗粉…大さじ2

☆醤油…大さじ1弱

☆酢…大さじ1

☆砂糖…大さじ1

☆ごま油…大さじ1

①サバ缶はざるにあげ汁気を切っておきます

②タッパーに☆の調味料とみじん切りにした長ネギをいれて600wレンジで1分ほど加熱します

③さばの身に片栗粉をうすくまぶし、サラダ油を熱し高温でカラッと揚げます

④お皿に唐揚げをのせ、②のソースをかけて完成です

お好みでトマトやレモンなど添えれば華やかな一品となります

今日は何の日

1115日は、かまぼこの日

日本の文献にかまぼこが初めて登場したのは、平安時代の1115 年です。その年号を11(月)と15(日)に分け、全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会が1983 年に制定しました。また11月15日は七五三で、昔から紅白のかまぼこが用意されていたことにも由来しています。