食育だより令和元年8月号のPDF版はこちらです

祭りのお囃子や太鼓が聞こえる季節を迎え、夏本番となりました。先月行った流しそうめんではとても上手に箸を使いそうめんをいっぱい食べてました。また保育園のミニトマトやきゅうりを収穫し、とれたての夏野菜を美味しくいただきました。今月も子ども達と夏ならではの食の楽しさを共有出来たらいいなぁと思います。

お盆期間中はごちそうを食べたり、いっぱい遊んだりと賑やかな日が続くと思いますが、出来るだけ生活リズムを崩さないようにしましょう

お盆の精進料理

夏のお盆には、精進料理を食べ、仏さまにお供えする慣習があります。精進料理は、仏教で殺生を禁ずるという意味から肉や魚を使わず、野菜や豆類を使って作ります。甘味・酸味・塩味・辛味・苦味の五味、赤・青・黄・黒・白の五色、煮る・焼く・蒸す・揚げる・生食の五法の考えにしたがって調理され、お膳に盛ってお供えします。

今月の作ってみてね♪  ~カルピスゼリー~

夏のおやつにぴったりなゼリーです。ゼラチン液を作ってからカルピスと混ぜるので通常のゼリーよりも早く固まります。

【材料】

・カルピス原液…150cc

・水(希釈用)…300cc

・ゼラチン…5g

・水…50cc

・フルーツ缶…お好み

【作り方】

①水50ccにゼラチン5gを数回に分けていれ混ぜ合わせ600wで20秒加熱します

②カルピスの原液、水を希釈します

③②とカルピスを混ぜ合わせ容器にいれていきます

④冷蔵庫で冷やします

⑤固まったらフルーツ缶刻んで乗せれば完成です

夏バテを防ぐ食事のポイント

「夏バテしない」ためには、「夏」野菜を積極的にとり、「バ」ランスよく食べ、「テ」つぶん(鉄分)が不足しないよう注意し、「し」ょくよく(食欲)が増すよう酸味や香味野菜などをじょうずに活用し、「な」っとう(納豆)などビタミンB群を含む食品で疲労回復し、冷たいものを控え「い」ちょう(胃腸)にやさしい食事のとり方を心がけましょう。

旬の食材・・・「なす」

一般的な種類は、濃い紫色のつやつやした実が特徴です。長なすが一般的ですが、京野菜の加茂なすなど丸い形のものもあります。体を冷やす作用があるので、暑いときに涼をもたらしますが、食べ過ぎには注意しましょう。焼く、揚げる、炒める、煮ると様々な調理法に向いており、カレーなどに入れると子どもも食べやすくなります。

今日は何の日~831日は野菜の日~

「や(8)さい(31)」の語呂合わせから、1983年に全国青果物商業協同組合連合会をはじめとした9団体が野菜をたくさん食べてもらうために定めました。毎年、各地で野菜をPRする催しがおこなわれ、野菜に親しむ絶好の機会となっています。この機に、意識して野菜をとるように心がけましょう。