食育だより29-9月号(PDF版はこちらです)

日中はまだ暑い時もありますが、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。先月2回目の流しそうめんを行いましたが、前回よりお箸の使い方がとても上手になり、みんなで楽しくそうめんをいただきました。今月も流しそうめんを行う予定なので子ども達と楽しみながら食の大切さを学んでいきたいと思います。

十五夜と十三夜

旧暦の8月15日は十五夜(中秋の名月)、9月13日は十三夜でお月見をする日です。収穫を祈り、感謝する意味で、米粉でできた団子をお供えします。月に見立てた丸い形が一般的ですが、いも型にする地域もあります。旧暦と新暦でずれが生じるため、その年によって日付けが変わります。

今年の十五夜は10月4日、十三夜は11月1日です。

【今月の作ってみてね♪】~キノコの炊き込みご飯~

材料

・米…3合

・鶏もも肉…1/2枚

・ごぼう…1/2本

・人参…1/2本

・しいたけ…3個

・しめじ…1/2株

・油揚げ…2枚

☆醤油…70cc

☆酒…20cc

【作り方】

①米はといで最低でも10分ほどザルあげします

②鶏もも肉は一口サイズに。ごぼうはささがき、しいたけはスライス、しめじはほぐして、人参は短冊切りにします

③油揚げはさっと熱湯に通し油抜きをしてから一口サイズに切ります

④米を炊飯器にいれ、☆の調味料をいれます。水の量を3目盛りまでいれます

⑤切った具材をいれスイッチを入れます

【運動の前にエネルギー補給】

秋は体を動かすのに気持ちのよい季節です。園でも運動会の練習に連日励んでいます。運動にはエネルギーが必要です。その元となる糖質(ごはんやパン、いも類など)は消化からエネルギーになるまでに2時間以上かかります。朝食は時間に余裕をもって、しっかりとエネルギー源になるものをとりましょう。

【食べものの香りを楽しもう】

食べものをおいしいと感じるには味だけではなく、香りも大きく影響しています。苦手なものは鼻をつまむと香りが感じられないので、食べられることがありますね。香りとおいしさを感じられるようになるには、いろいろな食材を体験することが大切です。サンマの焼けるにおい、きのこの風味、秋の食材の香りを楽しみましょう。