ほけんだより2月号(PDF版はこちらです)

気温が低く乾燥した日が続いています。2月4日は、暦の上では立春で春を迎える時期とされていますが、一般的に1月下旬から2月にかけて最も寒くなると言われています。感染症もまだまだ流行っているので、手洗い・うがいをしっかり行い、予防に努めましょう。

【今月の健康目標】

1:手洗い・うがいをする。

2:食事をしっかりとる。

3:毎日、入浴する。

【コンコンッ! 咳のかぜ、引いていませんか?】

寒さが深まり、あちこちから咳が聞こえてきます。乾燥が原因の咳もありますが、ウイルス性のものは飛沫感染によって広がっていきます。咳エチケットを守り、咳が出ている時はマスクを着用しましょう。

    ◆おうちでのケア◆

洗濯物を干したり、加湿器をつけたりして、湿度を調節し、喉を潤しましょう。

咳のひどい時は、背中の下に枕やクッションを置くなどして上半身を高くしましょう。呼吸が楽になります。

麦茶や白湯など、刺激のない飲み物で水分補給をこまめに行いましょう。

【しもやけ・あかぎれ】

手を濡れたままにしておくと、しもやけやあかぎれになることがあります。ハンカチを携帯する習慣を付け、手洗い後はしっかりと水分を拭き取りましょう。就寝時はハンドクリームを塗った後に手袋と靴下を身に付けることも予防につながります。毎日お風呂でよく温まり、ビタミンEを含む食品をしっかりとりましょう。にら、かぼちゃ、ほうれん草、卵、マーガリンなどがお勧めです。

【かぜの後の登園について】

インフルエンザなどは、症状がすっかり治まった後も、ウイルスの排出が数日間続きます。家庭のみで「治った」と判断するのは控え、かかりつけの医師の診断を受け、許可をもらってから登園しましょう。幼児が登園できるまでの期間の目安は症状によって様々です。感染症にかかった時などは、出席停止期間をきちんと守り、二次感染が起こらないようにしましょう。