食育だより29-12月号PDF版はこちらです。

雪もちらつきはじめ、いよいよ冬本番となりました。子どもたちは寒さに負けないよう給食をもりもりと食べています。これからの季節は、風邪やインフルエンザに負けないよう身体作りをサポートしていきたいと思います。もし体調がすぐれない、いつもより元気がないという時はお腹に負担がかからないような食事にしましょう。楽しいクリスマス、年末年始と美味しいごちそうが食卓に並ぶシーズンなので,食べ過ぎには気をつけて過ごしてください。

【クリスマスの伝統】

クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝うキリスト教の祭日です。アメリカやヨーロッパではクリスマスのごちそうに七面鳥の丸焼きが定着していますが、七面鳥は縁起

物として結婚式など祝いの席でも用いられています。また寒い冬の無病息災を願い、しょうが入りのクッキー・ジンジャーマンブレッドをツリーに飾る習慣もあります。

【今月のつくってみよう♪】   ~かぼちゃスープ~

<材料>

・かぼちゃ正味250

・水300cc

・牛乳…250cc

・顆粒シチューの素約大さじ2

①かぼちゃの皮と種をとります。

②かぼちゃを一口大に切り、鍋にいれ水をいれかぼちゃがやわらかくなるまで煮ます。

③柔らかくなったら火を止めてへらなどでかぼちゃをつぶします。

④シチューの素をいれ溶けたら牛乳をいれます。

⑤火をつけ底が焦げないようかき混ぜます。とろみがでてきたら完成です。

【発酵食品で冬を乗り切ろう】

みそや納豆など様々な発酵食品には、免疫力を高め風邪をひきにくくするなどの効能があります。発酵食品には乳酸菌や酵母菌などの微生物が含まれ、腸内環境を整える働きがあります。腸内環境が整う

と、便秘が解消されるだけ

でなく、腸内に入りこんできた病原菌が体内に侵入しないよう防いでくれます。日々の食事に積極的に取り入れましょう。

【自分で食べたい気持ちを大切に】

赤ちゃんに自分で食べたい気持ちが芽生えてきたら、スプーンや食べものを手に持たせて食べる練習を始めるチャンスです。ぐちゃぐちゃになって汚れるからとちゅうちょ

せず、床に新聞紙やレジャーシートを敷く、ポケットのついたエプロンを準備するなどの工夫をおこない、赤ちゃんの食べたい気持ちをじょうずにはぐくみましょう。