食育だより29-10月号のPDF版はこちらです。

さわやかな秋晴れが広がり、過ごしやすい季節となりました。子どもたちのからだもまたひとまわり成長したように感じられます。最近は食べられる量も増え、おかわりをする子も増えてきました。これからも子どもたちの健やかな成長を見守りながら調理していきたいと思います。10月は実りの秋なので季節ものをたくさん取り入れ、風邪に負けないからだ作りをサポートしていきたいと思います。

【秋の食材で骨を強くしよう】

骨を強くする栄養素といえばカルシウムですが、秋はその吸収を助けるビタミンDやビタミンKを含む食材がたくさん出回ります。サケやサンマ、干ししいたけにはビタミンDが、チンゲン菜やブロッコリーにはビタミンKが含まれています。

小魚や牛乳などのカルシウムと一緒にこれらの食材をとって、強い骨をつくりましょう。

【食育クイズ】

さつまいもで作るおやつの名前は?

①小学いも ②中学いも ③大学いも

正解は………③。油で揚げたさつまいもに糖蜜をからめた菓子で、大正から昭和にかけての時代に、東京の学生街で大学生が好んで食べていたため、この名がついたといわれています。

♪今月の作ってみてね♪ ~レンコン餅~

◆材料◆

・れんこん…正味200g

・片栗粉…大さじ1

・ごま油…少々

★醤油…大さじ1

★砂糖…大さじ1

★水…大さじ1

①れんこんは皮をむき、すりおろします。

②すりおろしたれんこんに片栗粉をいれます

③熱したフライパンにごま油をしき、れんこん餅のタネをスプーンでそっとすくい置きます

④両面こんがりと焼けたら仕上げに★の調味料を回し入れ、レンコン餅と絡めたら出来上がりです

【離乳食の味つけ】

離乳食は基本的に味つけをする必要はありません。赤ちゃんの味覚はとても敏感で、素材そのものの味を感じることが大切だからです。味に変化をつけたいときは、だしや野菜スープを使用するといいでしょう。塩やしょう油、砂糖を使うとしたら、中期以降、ほんの少しだけです。