食育だよりH29-7月号(PDF版はこちらです)

日差しが強くなり夏らしくなってきました。園庭で遊ぶ子どもたちは暑さにも負けずいっぱい遊んでいます。暑さ対策として、保育園で冷たい麦茶を用意し、こまめに水分補給をしています。煮だして急速冷却しているので、風味も衛生面も安心して飲んでもらえるよう工夫しております。今月はたんぽぽ組、ひまわり組、きく組の子は流しそうめんを行います。今年初の流しそうめんなので、ご家庭でも箸の持ち方、使い方をいまいちどご確認をお願いします。

【夏バテや熱中症に注意!!】

だるい、食欲不振といった夏バテの症状は、暑さや湿度による体の変調で、自律神経のバランスの乱れによる胃腸の働きの低下や、栄養不足、脱水などが原因となります。熱中症は、屋外など暑い場所である程度の時間を過ごすことで、めまい、失神などが起こります。バランスのとれた食事、睡眠、こまめな水分補給を心がけましょう。

【今月の作ってみてね♪】~七夕そうめん~

喉ごし爽やかなそうめんが活躍するシーズンになりますね。

保育園では今年から七夕そうめんを献立にいれてみました。お星さまを見つけたら子ども達がどんな表情になるかなと楽しみながら作りたいと思います。

【材料(1人前)】

・そうめん

・ハム…2枚

・人参…少々

・きゅうり

・トマト…1/3個

小口ねぎ、パプリカ、オクラなど…

①鍋たっぷりにお湯を沸かし、そうめんを表記時間とおり茹でます

②茹でたらそうめんを冷水で洗い、水気を切ります

③そうめんは一口分ずつお皿に盛り付けます

④ハム、人参は星形の型で抜き取ります

⑤人参、きゅうりはピーラーで縦に薄くむき水にさらしてから飾ります

⑥トマトはスライスして周りに飾ります

【食育クイズ】

★もんだい★  七夕に食べる食べ物は?

①おもち ②そうめん ③豆腐

正解は・・・・・②。そうめんのルーツは中国の索餅(さくべい)という小麦料理で、「7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という言い伝えから、食べるようになったといわれています。

【食のことばあそび~「まごわ(は)やさしい」~】

「まごわやさしい」は和の食材の頭文字で、「」は豆(豆類)、「」はごま(種実類)、「」はわかめ(海草類)、「」は野菜、「」は魚(魚介類)、「」はしいたけ(きのこ類)、「」は芋(芋類)を表しています。これらの食材を用いれば、バランスがとれた日本型の食事になるといわれています。1回の食事ですべてを取るのはむずかしいので、1日で考えるなど、取り入れやすいかたちで実践してみましょう。