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 爽やかな新緑の季節となりました。戸外活動も増え子ども達も食欲旺盛になってきました。

春らしい食材も増え作り手としても楽しみな季節です。味覚形成のために色々な食材に慣れ親しめるよう献立作成に頑張りたいと思います。楽しい大型連休がありますが、早寝早起きを心がけ過ごしていきましょう。

端午の節句

5月5日の端午の節句は、男の子の健やかな成長を願う行事で、鎧(よろい)や兜(かぶと)を飾り、庭先にこいのぼりを立てて祝います。柏餅やちまきを食べる習慣があり、柏餅は新芽が出るまで古い葉が落ちない柏の葉が「家系が絶えない」縁起物とされ、ちまきには災いを除ける意味が込められています。

今日は何の日

59日は「アイスクリームの日」

1964年、当時の東京アイスクリーム協会(現日本アイスクリーム協会)がこの日に「アイスクリームデー」を開催したのが始まりです。

 わかめの酢のもの

暑くなるとさっぱりした酢のものを献立に組み込むようにしています。子ども達もわかめや引き昆布、ひじきなどの海藻系を好んで食べてくれます。海藻類は鉄分やカルシウム等のミネラルも豊富なので積極的に取り入れたい食材の一つですね。

***材料***

・乾燥わかめ…約4g

(大さじ2程度)

・きゅうり…1本

☆塩…ひとつまみ

☆醤油…大さじ1/2

☆酢…大さじ1/2

☆砂糖…大さじ1

①きゅうりをよく洗い半月スライスします

②スライスしたきゅうりを分量外の塩ふたつまみほどいれしんなりさせます

③わかめを水で5分程戻します

④②のきゅうりとわかめをあわせて水で洗い、水気を切ります

⑤☆の調味料をあわせ水気を切った④を混ぜ合わせて10分程味をなじませれば完成です

いりごまをふったり、ごま油を足して中華風の酢のものにも出来ます

お手伝いをやってみよう

食材の買いもの

食に関わるお手伝いは台所に立つことばかりではありません。食材の買いものに一緒に行くことも、お手伝いのよい機会になります。食材を選んでもらう、カゴに入れてもらう、買ったものを家まで運んでもらうなど、「自分がやった」と感じられる場面をつくるといいでしょう。買いもののお手伝いをすることで、旬の食材を知ることや、新鮮な食材の選び方を学ぶことにもなります。