梅雨の合間の明るい陽射しが、少しずつ夏の訪れを感じさせてくれます。先月は二十日大根を収穫し、酢のものにして給食にだしました。子ども達も楽しく収穫の喜びを味わう事が出来たと思います。
気温が高くなるこの時期は、酢のものや夏野菜を使ったメニューを取り入れ、暑さに負けない身体づくりを支えていきたいと思います。
七夕にそうめんの飾りつけを
七夕にはそうめんを食べる風習があります。食事にそうめんを出す場合、お子さんと一緒に具材を飾りつけしてみてはいかがでしょう? ゆでたにんじんやハムを型抜きで星形にしたものや、オクラを輪切りにしたものを飾ると天の川のようになります。
七夕そうめん
喉ごし爽やかなそうめんが活躍するシーズンになりますね。
保育園では今年から七夕そうめんを献立にいれてみました。お星さまを見つけたら子ども達がどんな表情になるかなと楽しみながら作りたいと思います。
材料(1人前)
・そうめん
・ハム…2枚
・人参…少々
・きゅうり
・トマト…1/3個
小口ねぎ、パプリカ、オクラなど…
①鍋たっぷりにお湯を沸かし、そうめんを表記時間とおり茹でます
②茹でたらそうめんを冷水で洗い、水気を切ります
③そうめんは一口分ずつお皿に盛り付けます
④ハム、人参は星形の型で抜き取ります
⑤人参、きゅうりはピーラーで縦に薄くむき水にさらしてから飾ります
⑥トマトはスライスして周りに飾ります
和の調味料を使うコツ 「酢」
酢は穀物や果実など、糖質を含む食材が原料の発酵食品です。酸味があり、料理に使うと殺菌・防腐や食欲を増進する効果があります。食べものが傷みやすく、食欲が低下しがちな夏に欠かせません。肉や魚の骨をやわらかくする、素材の色を保つといった効果もあります。
旬の食材 「パプリカ」
赤、黄、オレンジなどのカラフルな色が特徴の大型の肉厚ピーマンです。緑色のピーマンのような青臭さや苦味がなく甘味があるので、子どもでも食べやすい野菜です。サラダにして生でも食べられますが、煮込み料理やマリネなどにも向いています。
食育ワンポイント 「夏バテに気をつけよう」
夏バテをしないように、生活の中で次のことに注意しましょう。
・水分を適度に補給する
・充分な睡眠をとる
・バランスのよい食事をとる