食育だより5月号(PDF版はこちらです)

風にそよぐ木々の緑もまぶしい季節となり、園庭では子ども達が元気いっぱいに遊んでいます。新しい環境にも慣れ始め、お外で遊んだ日はモリモリとご飯を食べて、作り手としてとてもうれしく思います。

楽しい連休が続き、美味しいものをいっぱい頂くと思いますが、食べ過ぎには注意をしましょう。また連休明けは食欲が落ちる事もありますので、無理をさせずゆっくりと対応していきたいと思います。

【端午の節句】

端午の節句と柏餅5月5日は「こどもの日」として祝日に制定されていますが、本来この日は「端午の節句」です。端午の節句に菖蒲(しょうぶ)の花を飾る風習は、江戸時代、武を重んじる「尚武(しょうぶ)」の音が、「菖蒲」と同じであることから始まったもの。この日は男の子の成長を願う大切な日になったといいます。端午の節句のお菓子といえば「柏餅」。柏の葉には、新芽が出るまで古い葉が落ちないため、「子孫繁栄」の意味が込められているそうです。

【今月の作ってみてね♪】~こいのぼりフルーツサンド~

園庭の空をゆらゆら泳ぐ鯉のぼり。子ども達がニコニコと見上げる姿がとても可愛らしいですね。そんな大好きなこいのぼりを身近な食材で作ってみました。

【材料(4切れ分)】

・食パン…2枚

・キウイ、バナナ、いちごなど…適量

・チョコチップ…少量

・ポッキーなど…少量

【作り方】

①食パンを半分にし、パンの耳を切り落とします

②半月切りにしたフルーツをパンの上に乗せていきます

③鯉のぼりの目の部分にホイップクリームを薄くぬり、チョコチップを置きます

④のぼりとなるポッキーを置いて完成です

ごはん

ごはんの主成分は糖質です。糖質は体内でブドウ糖に分解されますが、このブドウ糖は、脳や体を活発に動かすためのエネルギー源となります。ごはんは腹もちがよく、どんなおかずとも相性がよいのも魅力。ごはんを中心とした食事で、元気に過ごしましょう!