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  曇り空が多くなり梅雨の気配を感じられる季節となりました。先月は園で育てた二十日大根を収穫し、さっと湯がいて酢のものにしました。鮮やかなピンク色の酢のものに子ども達も喜んで食べていました。水分補給としてこまめに麦茶を飲むよう心掛けています。また気温、湿度と共に高くなりますので、衛生面もしっかり留意して提供したいと思います。ご家庭でも食品の取り扱いには十分お気を付けください。

夏至に食べるものは?

今年の6月21日は夏至で、1年のうちで昼の時間がもっとも長い日です。夏至に食べられるものは地域によって異なり、関東地方では小麦で焼いたもち、関西地方ではタコ、福井県の一部ではサバを食べる風習があります。

今日は何の日?

室町時代末期に後奈良天皇が、京都の賀茂神社の祭礼で梅を奉納して祈ったという故事にちなみ、和歌山県の「紀州梅の会」が制定しました。

鶏の甘辛胡麻揚げ

行事食で人気の甘辛胡麻揚げです。写真は手羽を使用してますがモモ肉や胸肉でも代用できますので、ご家庭でも作ってみてくださいね。

***材料***

・鶏手羽中…約7~10本

・醤油…大さじ1

・酒…大さじ1

・片栗粉…適量

・サラダ油…適量

甘辛タレ

・砂糖…大さじ3

・醤油…大さじ2

・酢…大さじ2

・水…大さじ2

・白ごま…大さじ1

①鶏肉を醤油と酒で下味をつけておきます

②タレを混ぜ合わせレンジで温めます

③鶏肉の汁気をきり、片栗粉を少々つけ170℃くらいの油で3~4分ほど揚げます

④お肉の油を切ったらタレを絡め合わせて完成です

子どもに伝える食事のマナー

スプーン・フォークの持ち方

スプーンやフォークを使うのは、最初は使いやすい手のひら握りでいいですが、2歳半くらいを目安に正しい持ち方である鉛筆持ちに移行していきましょう。まず親指と人差し指を立ててピストルの形をつくり、その形からスプーン(フォーク)を指でつまむように持ちます。親指・人差し指・中指でスプーン(フォーク)をしっかり支えることができれば、鉛筆持ちの完成です。