食育だより令和4年度11月号のPDF版はこちらです

 グッと冷え込み冬の足音が聞こえてきました。厳しい寒さになる前に風邪に負けない身体づくりの食材を取り入れて、身体も心も温まるようなごはんを作っていきたいと思います。

引き続きご家庭でも手洗い、うがいのご指導をお願いします。

地域の食文化に親しもう

日本各地には地域に根づいた食文化があります。山形のだだちゃ豆、京都の賀茂なす、鹿児島の桜島だいこんなど地域の伝統野菜や、その土地ならではの調理法や食べ方があります。八戸の食文化として、今月はせんべい汁・ひっつみ汁・あずきばっとを献立にいれてみました。地域の食文化の大切さを、子どもたちにも伝えていきたいものですね。

子どもと一緒に食べ物クイズ

Q.きのこが地球に誕生したのはいつ?

①約200年前 ②約2000年前 ③約2億年前

A.

正解は③。きのこは菌類の一種で、菌類は植物や動物が誕生する前から生息しています。今のようなきのこを形成するようになったのは約2億年前からといわれています。

子どもに伝えたい食のマナー

姿勢よく食べる

姿勢よく食べることは、見た目が美しいだけではなく、食べものの消化吸収を助ける役目もあります。ひじをついたり片手をさげたりせず、足がぶらぶらする場合は安定するように足置き台などを使い、背筋を伸ばして食べるよう声かけしましょう。

鶏手羽中甘辛揚げ

行事食メニューで園児達に大人気な手羽中揚げです。お弁当や作り置きにも主役になれる一品です。

***材料***

・鶏手羽中…約7~10本

・醤油…大さじ1

・酒…大さじ1

・片栗粉…適量

・サラダ油…適量

甘辛タレ

・砂糖…大さじ3

・醤油…大さじ2

・酢…大さじ2

・水…大さじ2

・白ごま…大さじ1

①鶏肉を醤油と酒で下味をつけておきます

②タレを混ぜ合わせレンジで温めます

③鶏肉の汁気をきり、片栗粉を少々つけ170℃くらいの油で3分ほど揚げます

④お肉の油を切ったらタレを絡め合わせて完成です

子どもと学ぶ食のコトバ

◆柿は医者いらず

柿が実る秋は過ごしやすく、食べものも栄養豊富なので、病気になる人が少なくなるという意味で使われます。同じ意味で「柿が赤くなると医者が青くなる」という言葉もあります。秋の恵みをたくさん食べて、医者いらずで過ごしたいですね。