だんだんと暑くなり夏らしい季節になりました。気温や湿度があがると一時的に食欲が落ちてしまうこともあります。身体の熱をとる夏野菜、喉ごしがよい献立等をとりいれて、夏バテしない身体作りをしていきたいと思います。
ご家庭でも十分な睡眠時間とこまめな水分補給をお願い致します。
体を涼しくする夏野菜
きゅうり・トマト・すいかなどの夏野菜には水分がたっぷりと含まれていて、汗で出た体の水分を補い、体を冷やす作用があります。また利尿作用があり、とりすぎた水分を体の外に出してくれる働きもあります。夏野菜で体を涼しく保ちましょう。
塩分のとりすぎに注意しましょう
熱中症予防には塩分の補給が必要だといわれますが、子どもの1日当たりの食塩摂取目標量は、6~11か月が1.5g、1~2歳が3g未満、3~ 5歳が3.5g未満と少量です。ふだんの食事は必要以上に味を濃くせず、塩分をとりすぎないよう心がけましょう。
旬の食材 オクラ
切り口が五角形で、食べるとネバネバしているのが特徴です。大きくなりすぎると筋が張って固くなり苦味が出るので、若くやわらかいうちに収穫します。新鮮なものは緑が鮮やかでうぶ毛が生えているので、調理前に塩をまぶしてまな板の上で転がす「板ずり」をするとよいでしょう。
オレンジゼリー
保育園の誕生会メニューのゼリーです。アガーという海藻主原料の製菓材料を使っています。常温でも固まるのでゼラチンより早く固まります。リンゴやブドウジュースでも出来ますので、喉ごしの良いゼリーをお楽しみください。
***材料***
・オレンジジュース…500cc
・アガー…8g
・砂糖…30g
・みかん缶、桃缶など
①アガーと砂糖をよく混ぜ合わせておきます
②フルーツジュースを鍋に入れ①を少しずつ加えながらかき混ぜます
③鍋を加熱し必ず沸騰させます
④弱火にし1分程ゆっくりかき混ぜ火を止めます
⑤粗熱をとったら容器に入れます。そして冷蔵庫で冷やして出来上がりです。果物のトッピングするとまた美味しさもひとあじ違います
***POINT***
アガーは砂糖と混ぜ合わせ必ず沸騰させましょう
季節の離乳食レシピ
人参のおじや風煮
★材料(1人分)
・おかゆ…大さじ1
・にんじん…10g
・昆布だし…大さじ4
★作り方
①にんじんはよく洗い皮をむいてみじん切りにする。
②小鍋に①の人参、おかゆ、昆布だしをいれ人参が柔らかくなるまで煮る