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日差しも強くなりいよいよ夏がやってきました。園ではミニトマト、きゅうりなど夏野菜など収穫し、給食でとれたてのお野菜を味わっています。園では麦茶を用意してこまめな水分補給と、さっぱりと喉ごしがいいメニュー、酢のものなどを多めにいれております。暑い夏を元気に残り越えられるよう工夫しながら過ごしたいと思います。

伝統食の朝ごはん「梅干し」

梅干しに含まれるクエン酸は、だ液の分泌を促し消化を助ける働きがあり、朝ごはんに食べると、その日の消化活動が活発になることが期待できます。そのままだと食べづらい場合は、細かくしてごはんに混ぜるなどの工夫をするといいでしょう。

旬の食材「きゅうり」

原産地はインドのヒマラヤで、日本では江戸時代から栽培されるようになりました。95%は水分なので、鮮度が落ちないうちに食べるようにしましょう。板ずりをすると表面のイボやえぐみが取れ、食べやすくなります。サラダや酢のものなどさっぱりした料理に適しています。

キーマカレー

普段のカレーより煮込み時間が短いため、時短で作れます。余ったキーマカレーは冷凍して忙しい時に使うのもいいですね。

材料

・豚挽肉…250

・カレールウ/2箱

・玉葱/2個

・人参/2本

・水300ml

・サラダ油少々

①玉ねぎ、人参をみじん切りにします

②フライパンにサラダ油をしき、豚ひき肉、玉葱、人参をいれ加熱します

③肉に火がとおり、野菜の水分がぬけしんなりしてきたら水をいれ、中火で5分程煮ます

④一度、火を止めカレールウをわりいれます

⑤カレールウを溶かし、再度火にかけとろみが出るまで弱火で5分程煮たら完成です。

※冷凍するときは粗熱をとり冷凍用保存袋にいれ薄くのばし冷凍保存しましょう

 

8月の空に現れる魚の雲

8月はまだまだ暑い日が続きますが、8月7日の立秋を過ぎたら暦の上では秋になります。空を見あげると、イワシ雲、サバ雲、ウロコ雲といった魚にちなんだ雲が出ていることがあります。空にどんな雲が出ているか、お子さんと一緒に眺めてみましょう。

食欲が増す調理の工夫

夏は暑さのせいで食欲が落ちることがあります。そういうときは、酢やレモン汁などで少し酸味を足す、カレー粉やスパイスで風味づけをする、しょうがなどの薬味で下味をつけるなど、調理の一工夫で、はしが進みやすくなります。しっかり食べて、元気に過ごしましょう。