いよいよ冬本番となり、寒さも一段と強くなりました。感染症が流行りやすい時期でもあるので、ウイルスに負けないよう旬の野菜や果物、発酵食品等を積極的にとりいれた献立にしたいと思います。
年末は美味しいごちそうが並ぶ時期ですが、食べすぎないよう気をつけて過ごしましょう。
今年も一年ありがとうございました。来年も温かな給食を作っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
体を温める食材をとろう
食べものには、体を温めるものと冷やすものがあります。土の中でできるしょうが、ごぼう、にんじん、ねぎなどの野菜や、みそやしょう油などの発酵食品、黒豆、黒砂糖、海藻などの黒い色の食材、赤身の肉や魚などは体を温めるといわれています。食事に積極的に取り入れるといいでしょう。
腸内環境を整えよう
感染症予防には免疫力を高めることが重要とされています。腸内の免疫細胞が活性化すると免疫力が高まるといわれています。乳酸菌やビフィズス菌が含まれる納豆やヨーグルトなどの発酵食品、乳酸菌やビフィズス菌のエサになる食物繊維を合わせて食べるといいでしょう。
鶏手羽の甘辛胡麻揚げ
園児からもっと食べたいとリクエストされるくらいの人気メニューです。忙しい年末のごちそうメニューにどうぞ。
***材料***
・鶏手羽中…約7~10本
・醤油…大さじ1
・酒…大さじ1
・片栗粉…適量
・サラダ油…適量
甘辛タレ
・砂糖…大さじ3
・醤油…大さじ2
・酢…大さじ2
・水…大さじ2
・白ごま…大さじ1
①鶏肉を醤油と酒で下味をつけておきます
②タレを混ぜ合わせレンジで温めます
③鶏肉の汁気をきり、片栗粉を少々つけ170℃くらいの油で3分ほど揚げます
④お肉の油を切ったらタレを絡め合わせて完成です
ブロッコリー
アブラナ科の野菜で、食用とされるのは花になる前のつぼみ(花蕾(からい))です。国内では晩秋から3月にかけて収穫されます。風邪予防に効果があるといわれるビタミンCが豊富で、妊娠前後の女性に必要な葉酸も含まれています。くせがなく、温かいシチューやスープの具にもよく合います。
次のうちもっとも薄味に感じられるのはどれ?
①熱いもの ②常温のもの ③冷たいもの
正解は①。料理の味の感じ方は温度によって違い、塩味は冷たいほうが強く感じられます。熱いものは逆に薄味に感じられるので、調味料を入れすぎないよう注意しましょう。