朝晩冷え込むようになり温かい食事が恋しくなってきました。先月は、きく組さんとひまわり組さんにカレーとフルーチェを作って頂きました。ドキドキした様子でお野菜を切ったり、混ぜたりと子ども達の新たな表情、そして成長を感じる事が出来ました。これからも「食」を通じ生きる力を育んでいきたいと思いますので、ご家庭でも是非子ども達とお料理を楽しんでみてください。

空気が乾燥して風邪が心配な時です。ビタミン豊富な柿やさつまいも、喉をうるおす大根など上手にとりいれていきたいと思います。おなかの風邪が流行する時期でもあるので、手洗い・うがいの励行をお願いいたします。

食育だより11月号(PDF版はこちらです)

【旬の食材】~さつまいも~

秋はさつまいもやさといもの収穫時期です。いも類は主食の代用として用いられることもあり、でんぷんが主成分。カロリーが高く、ビタミンC・B1、カリウムなどのミネラルや食物繊維も豊富で、便秘解消の効果もあります。さつまいもは蒸したり焼いたりするだけで甘く、さといもはゆでてみそ田楽風にすると、おやつにもなります。

身体を温めよう

はくさい・大根・かぶなどの冬野菜には、体を温めたり、風邪を予防する効果があります。鍋やスープに入れれば、胃腸の調子が悪いときでも摂取しやすく、体をよりポカポカにすることが可能。ほかの時季よりも栄養価が高い今が旬の野菜をたくさん食べて、寒い冬を乗り切りましょう。

【今月の作ってみてね♪】~さつまいもの黒糖蒸しパン~

musipan

先月は美味しいさつまいもが保育園の畑で採れました。ホクホクとしたさつまいもは子ども達の大好物です。

現代はイモ類を食べる機会が昔に比べ少なくなってきたため、保育園では積極的にイモ類を取り入れるようにしています。

【材料】

(アルミカップ10個分)

・さつまいも…中1本

・ホットケーキミックス粉…1袋(200g)

・黒糖…50g

・牛乳…150cc

【作り方】

①さつまいもはよく洗いラップにくるみ600wレンジで5分加熱します

②さつまいもに火が通ったら、角切りにします

③牛乳を温めて黒糖をいれ溶かします。完全に溶かさなくても蒸すときに溶けますので固まりがあっても大丈夫です

④ホットケーキミックス、③を混ぜあわせ、切ったさつまいもを入れます

⑤アルミカップに6~7分目くらいに入れます

⑥蒸し器を用意し蒸気があがったら⑤をいれ強火で10分蒸します

⑦蒸しあがって粗熱が取れたら完成です

※蒸し器の蒸気で火傷しないよう気をつけて作業してください

【調味料のおはなし】

さめ保育園のお給食のお砂糖は「きび砂糖」と「黒糖」を使用しています。

黒糖・きび砂糖など精製されていないものは、ミネラルがあり、ゆっくり消化されます。そして血糖値の上下が緩やか且つ吸収に時間がかかるので、少しの糖分で長い時間満足を得られます。味も優しい甘さでスィートポテトやかぼちゃパイなどに少し加えて作っています。お砂糖は種類にもよりますが、身体を冷やす作用もあるので、食材の組み合わせや摂りすぎに注意しています。