爽やかな秋空が広がり、草花も少しずつ色づきはじめました。秋は美味しい食べ物がいっぱいで楽しみですね。これからの時期は、空気が乾燥し、私たちの体のなかも乾燥が原因で咳や風邪など呼吸器系のトラブルが起こりやすくなります。秋から冬に流行りやすい風邪やインフルエンザなどに負けないよう、イモ類、キノコ類、根菜等を使ったお給食を作りたいと思います。今月は保育園で楽しいイベントがいっぱいです。10月4日は初の野外カレークッキングがあります。きく組とひまわり組のお兄さん、お姉さんにお手伝いしてもらいたいと思いますので、クッキング当日は爪を切ってくださるようお願いいたします。

食育だより10月号(PDF版はこちらです)

【旬の食材】~しいたけ~

お店には1年中並んでいますが、天然のしいたけが収穫できるのは秋だけ。栽培されているものの本格的な収穫期は春と秋です。寒さを乗り越えて旨味が増す春に対し、秋は芳醇な香りが強くなるといわれています。食物繊維が豊富で、様々な調理法に向いています。笠が開ききらず、肉厚のものを選びましょう。

【ハロウィンに飾るかぼちゃ】

ハロウィンはヨーロッパが起源の民族行事で、10月31日におこなわれます。この晩に死者の霊が徘徊すると信じられていたため、その魔除けとして、かぼちゃをくりぬいた中にろうそくを立てたものを飾るようになりました。欧米では仮装した子どもたちが近所をまわってお菓子をもらうほか、地域によってりんご飴を食べる習慣もあります。

【マナーの確認】

毎日の食事は元気の源です。園では美味しく食べられることはもちろん、野外クッキングなど通じて作る楽しさも味わっています。毎日の給食ではだんだんこぼさず上手に食べられるようになってきました。お箸の使い方、座り方などご家庭でも再確認していただけますようお願いいたします。

【丈夫な骨を作ろう】

10月8日は骨と関節の日です。漢字の「十」と「八」を組み合わせるとカタカナの「ホ」(「骨」の「ホ」)の字になり、体育の日が近い運動の季節であることから、1994年に制定されました。骨はカルシウムを蓄え、血液をつくり、内臓を保護する重要な働きをしています。体を元気に動かすためにも、丈夫な骨が欠かせません。子どもは10代前半にかけて、骨が最もつくられる時期です。この機会にあらためて、骨の大切さを見直してみましょう。

【今月の作ってみてね♪】~豚肉ときのこのレンジ蒸し~

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きのこが美味しい季節になりました。夏の暑さやイベントで疲れてしまった時はご家庭にあるレンジで調理をしてみてはいかがでしょうか。切って乗せるだけなのでとても簡単です。時間差で晩御飯を頂くご家庭にもおすすめです。

***材料***(2人分)

豚バラしゃぶしゃぶ用…200g

もやし…1袋

キャベツ…3〜4枚

水菜…1束

えのき…1/2袋

酒…大さじ1/2×2人分

塩こしょう…少々

ポン酢…少々

①クッキングシートは幅30㎝、長さ40㎝に切り四つ折りにし、しわをつけときます

②キャベツをざく切りにします

③もやし、水菜を洗い、えのきはざく切りにします

④クッキングシートの中心部にもやし、えのき、キャベツを乗せます

⑤豚肉を綺麗に並べ上から酒を振り、軽く塩コショウを振ります

⑥出来るだけ熱がこもるようにきつめにくるみます

⑦600wレンジで4分加熱して完成です

⑧ポン酢等かけて頂いて下さい