食育だより令和3年度2月号のPDF版はこちらです

 

暦上では立春となりますが、まだまだ寒さがきびしい日が続きますね。こどもたちは寒さに負けることなく元気に過ごしています。今月の節分では豆まきを行い、その日のお給食は子どもサイズの恵方巻きを献立にいれています。今年の恵方巻きの方角は「北北西」です。子どもたちの健やかな成長となるよう日本の食の伝統を楽しく美味しく伝えていきたいと思います。

恵方巻き

もともと節分は、年に4回ある季節の分かれ目のことです。冬から春に変わる節目である立春は、旧暦では1年の始まりだったため、その前日の節分はとくに大切にされてきました。近年では、その年の干支によって定められる最もよいとされる方角(恵方)を向いて、太巻きを食べるのも恒例となっています。今年の恵方は北北西です。

子どもと一緒に食べものクイズ

「けんちん汁」の名前の由来は?

①人の名前 ②土地の名前 ③寺の名前

 

 

正解は③。鎌倉にある建長寺で、お寺の修行僧が崩れてしまった豆腐を使って作った汁ものがその由来であるといわれ、「建長汁」がなまり「けんちん汁」となったと考えられています。

アニマルチョコ

材料3つで子どもと簡単に出来るバレンタインチョコです。

まだまだおうちで過ごす時間が多いと思われますが少しでも楽しく過ごせられるようなレシピを紹介していきたいと思います。

***材料***

・板チョコ…2枚

・卵ボーロ…適量

・ホワイトチョコペン

・クッキングシート

①板チョコを刻み、ボウルに入れ、水気が入らないよう湯煎します

②おぼんやトレーの上にクッキングシートをのせます

③チョコが溶け滑らかになったらスプーンでチョコをすくい、クッキングシートの上に4~5cmほどの円形にのばします

④③のチョコのまわりに卵ボーロを飾っていきます

⑤トレーごと冷蔵庫にいれ30分程冷やし固めます

⑥固まったらホワイトチョコペンを溶かし、お顔をかいて出来上がりです

体調が悪く食欲がないとき

体調が悪く、食欲がないときは無理に食事をとる必要はありません。すりおろしたりんごなど、のどごしのいいものなら食べられる場合もあるでしょう。食事がとれなくても、適度な水分補給は必要です。食欲が出てきたら、おかゆなど消化のよい食事から再開しましょう。