食育だより令和3年度9月号のPDF版はこちらです

日中はまだまだ暑い日が続きますが、朝晩の空気が少し秋の気配を感じられるようになりました。

先月は上旬に暑い日が続いたせいか、トマトやきゅうりがどっさり収穫出来ました。夏野菜が苦手な子も園で収穫したものだと食べてくれます。これから実りの秋となります。秋に食べたものが冬の寒さに負けない身体づくりのもととなりますので、旬のものをおいしく頂けるように工夫していきたいと思います。

十五夜の団子

十五夜は美しい月を眺めるだけでなく、秋の実りに感謝するという意味もあります。そのお供えものの一つが団子で、十五夜には15個をピラミッドのように並べます。今年の十五夜は9月21日です。お子さんとお月見や団子作りをしてみるのもいいですね。

離乳食

アレルギーが心配なとき

アレルギーが心配で離乳食の開始を遅らせる人もいますが、それで症状が出なくなるわけではありません。適切な時期に、卵は卵黄からなどルールを守り少量から始めます。アレルギーをもつ家族がいるなど心配な場合は、医師に相談しながら進めましょう。

食育ワンポイント

清潔に気をつけよう

食中毒の予防という観点からも、食事の準備や調理、食べる前の手洗いを充分におこない、清潔な調理器具や食器を使うようにしましょう。

ひじきの炊き込みご飯

誕生会等で出している炊き込みご飯です。

薄味でも旨味が凝縮されているのでぺろりと食べてくれます。

材料

・米…3

・鶏もも肉コマ切れ…100

・乾燥ひじき大さじ1

・人参…1/3

・ごぼう…1/2

・油揚げ…1

・醤油大さじ2.5

・酒大さじ1

①ひじきは水に戻します

②米を研ぎ、ザルに10分ほどあげときます

③ごぼうはささがき、人参は細切り、しめじはほぐします

④油揚げは油抜きをし一口大にします

⑤ザルあげしていた米を炊飯窯にいれます

⑥調味料をいれ炊飯窯の目盛り3まで水をいれます

⑦鶏もも肉、切った具材、水切りしたひじきをいれスイッチをいれます

⑧炊き上がり後、サッと混ぜて完成です

運動の前にエネルギー補給

秋は体を動かすのに気持ちのよい季節です。園でも運動会の練習に連日励んでいます。運動にはエネルギーが必要です。

その元となる糖質(ごはんやパン、いも類など)は消化からエネルギーになるまでに2時間以上かかります。朝食は時間に余裕をもって、しっかりとエネルギー源になるものをとりましょう。