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だんだんと夏の気配が感じられるようになりました。園庭のさくらんぼの木も少しずつ実がなり、子ども達も毎日大きな木を見上げて季節を感じていると思います。暑くなり始め、水分補給としてこまめに麦茶をとるように心掛けています。また気温、湿度と共に高くなりますので、衛生面もしっかり留意して提供したいと思います。ご家庭でも食品の取り扱いには十分お気を付けください。

【酸っぱい食べもので疲労回復】

夏は体力が消耗したり、食欲をなくしやすい季節ですが、梅干しをはじめとした酸っぱいものを食べるとつばがたくさん出るため、胃が活性化して食欲が出ます。また、酸っぱいものに含まれるクエン酸には、疲労回復や食欲増進の効果があるともいわれています。酸っぱいものを、夏の食卓に取り入れてみませんか。

【おべんとうを作ろう♪~食中毒に注意!~】

ソーセージやかまぼこなどの加工食品も含め、食材には完全に火を通しましょう。前日に作ったおかずは、朝もう一度加熱します。食中毒の菌は水分をもっとも好むので、ごはんやおかずはよく冷めてから詰め、水分の出やすいおひたしやあえものを使うのは避けましょう。また、ごはんに酢や梅干しを混ぜると、殺菌効果が得られます。

【今月の作ってみてね♪】~ピザ~

保育園で提供しているピザです。子ども達はパンの絵本が大好きですね。こねて練って生地をねかせていると甘い匂いと共にふっくらとした生地が出来ます。

~~~~~材料~~~~~

☆生地☆

・強力粉…300g

・ドライイースト…3g

・ぬるま湯…190cc

・砂糖…大さじ1

・塩…小さじ1/2

・サラダ油…大さじ1

☆トッピング

・ケチャップ、ピザ用チーズ

・玉ねぎ、ピーマン、ウインナー、コーンなど

~~~~~作り方~~~~~

①イーストとぬるま湯砂糖を混ぜ合わせます

②①からブクブクと泡立ってきたら塩、サラダ油をいれます

③ボウルに強力粉をいれ②をいれて、粉っぽさがなくなるまでこねます

④粉っぽさがなくなったらボウルの中でひとまとめにしてラップし、室温で1時間ほど生地をねかせます

⑤生地がふくらんだら二等分にし、まるめて10分程ねかせます

⑥オーブンシートを敷き、ねかせた生地を円状に広げてケチャップ、お好きな具材、チーズを乗せて予熱した180℃のオーブンで10分焼けば完成です

※※※もし生地が余ったらラップに薄くサラダ油をぬり、まとめた生地をのせ、空気が入らないように包み、冷凍庫保管します。使用する際は自然解凍です。※※※

【さくらんぼ ひとくちメモ】

セイヨウザクラなどの桜の木になる実で、「桜桃」とも呼ばれています。旬の時季が短く、国産の露地ものが出回るのは6~7月上旬ごろ。主な産地は山形県で、国内の75%以上を生産しています。赤い実にはミネラルが豊富で、とくに鉄分を多く含んでいます。