朝晩は涼しい風がふき過ごしやすい日が続くようになりました。もう少しで実りの秋を迎え、食欲旺盛の子ども達はわくわくしていることでしょう。夏野菜の収穫も一段落し、今年も瑞々しい野菜をいただきました。ミニトマトは味も濃く、ピーマンはずっしりと大きく、普段食べる野菜とはまた違う美味しさでした。

先月は2回目の流しそうめんを行いました。お箸を上手に使ってたくさんおそうめんを食べていました。流しそうめんは今月で最後となります。この楽しいイベントの様子など是非おうちで聞いてみてくださいね。

今月は十五夜の日にお月見団子を作ります。普段粘土などでコロコロと上手にお団子を作っているので、きっとお月見団子も上手に作れると思います。

食育だより9月号(PDF版はこちらです)

秋が旬の魚といえば、さんま。おいしいだけではなく、乳幼児の脳や神経組織の発育を促すドコサヘキサエン酸(DHA)なども豊富に含んでいます。頭が小さく、背がふくらんで見えるものほど脂がのっています。また、口先や尾のつけ根が黄色いものや、背中の青色が鮮やかなものは新鮮な証拠。塩焼きにするときは、うま味を逃がさないように、できるだけ強火で焼きあげましょう。

【秋分】

秋分は春分と同じく、昼と夜の長さが等しくなる時季で、彼岸として先祖のお墓参りをします。彼岸には、米と餅米を混ぜて炊いたものを丸めて、それをあんで包んだものを食べますが、秋は萩の花に由来した「おはぎ」、春は牡丹の花に由来した「ぼたもち」と呼ばれます。また、秋はつぶあんを使い、春はこしあんを使うという違いもあります。

【野菜がみのりました】

園で栽培していた、トマトやじゃがいもなどの野菜が実りました。子どもたちは水やりをしながら茎や葉っぱが大きくなる様子を観察し、実が色づくのを心待ちにしていました。収穫した野菜は給食でいただきました。

収穫の喜びや、味わった感想を、お子さんにぜひ聞いてみてください。

【食欲の秋】

様々な作物が収穫される秋は、食欲も旺盛になることから「食欲の秋」と呼ばれます。気温が高い夏は、体温を維持することが簡単ですが、気温が下がってくると、体温を維持するためにより多くのエネルギーが必要になります。そのため、冬に向けて体にエネルギーを貯えておけるよう、秋には食欲が増すのです。

【今月の作ってみてね♪】~お月見だんご~

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9月15日はお月見会です。保育園のお月見お団子は白玉粉にお豆腐を混ぜて小さく丸めたものを出しております。

お豆腐を混ぜる事によって、冷めても柔らかく、何よりヘルシーです。

***材料***

・白玉粉…200g

・絹豆腐…250g

・あずき缶…1缶

☆みたらしのたれ

・醤油…大さじ2

・砂糖…大さじ2

・水…約100cc

・片栗粉…大さじ1

①白玉粉をボウルにあけ、お豆腐を少しずつ混ぜ合わせながら加えていきます

②丸く成形し、鍋にお湯を沸かします

③沸騰したらお団子をいれ、2分ほど茹でます

④茹でたら水を張ったボウルにお団子をさっとくぐらせます

⑤お団子の水気を切ります

⑥みたらしのたれは小鍋に片栗粉以外の材料をいれ、沸騰したら水溶き片栗粉であんを作ります

⑦器にお団子を乗せ、あずきや、みたらしのたれをかけて完成です